![]() ハイテムベルトケージシステムを15年以上使用して
ウエダ養鶏(兵庫県)
![]() 上田代表と国英さん
報告者:技術営業グループ 西日本担当 井上 富次
JR姫路駅から北東へ直線距離で7kmほどの姫路市飾東町に農場があるウエダ養鶏様をご紹介します。 同養鶏場では、1988年(昭和63年)8月に関西・中四国地区初のハイテムベルトケージシステムの成鶏舎を建設して、以後毎年1棟のペースで増設し、合計4棟約12万羽の養鶏場になりました。 育成設備はなく全量大雛導入で、若メスは新宮ファーム様から購入しています。一般に大雛導入の場合は成績が今一つと言われますが、ウエダ養鶏様では建設当初からマニュアルを上回る良い成績を出しており、15年以上経過した現在でもかなりの成績を出されています(添付成績データを参照下さい)。 農場概要: 経営者の上田勝昭氏は専門学校卒業後、雛鑑別士の資格を取得し、鑑別業から養鶏業界に入り、その後バブコック種の育成業から鶏卵の配送業を経て1983年(昭和58年)現農場を取得して採卵養鶏家となる。当時は低床開放十棟程で、約28,000羽収容規模の農場であった。 前述の通り、15年程前からハイテム6段糞乾ベルトケージを導入した成鶏舎4棟を建設し、鶏糞は切返し鶏糞堆積槽で水分調整の上、火力乾燥装置で処理している。 鶏卵は藤橋商店グループ・村上ポートリーのGPを中心に原卵出荷しており、一部はダイエー関係のPB卵「元気鶏の玉子」としてスーパーやコンビニに出荷している。 上田代表談:
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